戦略

【宅建】過去問は、こう解け!脳内検索力で超効率的勉強法

過去問をとにかく繰り返しやれば合格できる!
それを信じてやったのに今年も不合格・・・

そんなあなたに、やってほしい。
【脳内検索勉強法】

これで、倍速で勉強がはかどります。

なぜ、過去問をいくらやっても合格出来ないのか?

まず、最初になぜ過去問をいくらやっても合格出来ないのか?
ということですが。

もちろん。
過去問だけをやって合格できる人もいます。
しかし、実際には、ただ過去問だけをやっている人で合格できる人は少ないようです。

同じように過去問をやっているのに、一部の人は合格出来て、多くの人が合格出来ない。
そんな状況が生まれているということです。

この違いは何かというと。
一言でいうなら【読解力】の違いです。
言葉の理解どこまで出来るのか?ということです。

この力を既に持っている人は、過去問だけで十分合格できるでしょう。
しかし、この力を持っていない人は、残念ながら過去問だけをやっていても合格出来ないということです。

【AI vs. 教科書が読めない子どもたちの本の中で新井紀子先生は、将来多くの職業が人間からロボットに置き換えられていく中で、AIが苦手としているものが【読解力】であり【読解力】こそが人間が人間らしく生きていくために必要な能力だと言っています。

しかし、書籍の中では、その人間が得意でなければならない【読解力】でさえほとんどの人間がAI以下であるデータをまざまざと示している。


ということは、AI以下の読解力しか持たない人たちは、今後仕事がなくなる。
もしくは、AIすらもやらないような経済的価値が低い仕事しかなくなってしまう。

ここまでくるとお判りでしょうか。
読解力がない人は、宅建資格試験以前の問題で、宅建資格試験が合格出来る出来ない。以上に読解力があるかどうかということのほうが、自分の将来を決定づけている可能性が高いということです。

【宅建】の勉強を通して【読解力】を上げること

だからこそ、ただ【宅建合格】をするだけではダメで!
【宅建合格】することはもちろん。【宅建合格】を通して【読解力】を上げるそうしたやり方をこのブログでは、大きなテーマとして伝えています。

読解力がない人は過去問をどう解いている?

読解力がないということは、その一つ一つの設問を理解せず進んでいきます。
よく過去問を7回転させれば合格できる!と、頭のいい人が言っていたりしますが。
それは、ある意味頭がいい人はそれでOKなんだと思いますが。

残念ながら一般の人はそれでは、合格出来ないのです。

なぜか?
どんなに繰り返しても【理解が深まっていない】からです。

元々読解力がある人は、無意識の中にすでに読み解こうという意思が存在するので、繰り返せば繰り返すほど理解が増していくのですが。

読解力がない人は、残念ながら文字を文字情報として受取らず文字の並びが絵のごとく並び繰り返すたびに、その文字の並びを覚えてしまっているだけになっている可能性があるのです。

文字の並びを覚えてしまうと、この文字の並びは〇、この文字の並びは×と覚えてしまっているので、繰り返せば繰り返すほど得点できる点数は上がっていきますが。
本質的な実力は、ほとんどついていないので、本番で不合格となってしまうということです。

なぜ、ここまで言い切れるかというと。
こうした人は、「質問」をすると答えられないのです。
「なんで〇なのですか?」「なんで×なのですか?」「この問題のこの単語の意味はなんですか?」「何が問われている問題だと思いますか?」

・・・・え~っと。。。。。

これでは、だめです。
ここに気づき、早い段階で修正しないと本当に無駄な時間を費やします。

脳内検索勉強法とは?

では、どうしたらいいのか?ということですが。
勉強でもっとも重要なことは、知識の整理整頓です。

どんな情報がどんなふうに頭の中に入れているのかが重要なのです。
読解力がある人は、文章を読んで、その文章が分かりやすいように自分なりのイメージに置き換えたり、文章の内容に対してカテゴリーに分けたりして分かりすくします。

では、過去問をどうやって解けばいいのでしょうか?
それは、過去問を解くことではなくて。

過去問を解くための必要な情報は、テキストのどこに書いてあって、どういうことだから答えが〇になるのか。×になるのか。を調べるということです。

多くの人がやってしまいがちなのは、

過去問⇔答え

の往復をしているだけで、「答え」を覚えることに時間を使っています。
そうではなくて、

過去問⇔テキスト⇒答え

過去問の必要な情報はテキストのどこに乗っていてそれは、なぜ〇なのか×なのかをしっかり理解していく。ここに時間を使う必要がある。ということです。

出ないと、前者の場合、論点は同じでも問題文の書き方が違ってしまうと答えられなくなりますが。後者であれば、問題文が違っても、これはテキストのここの部分を問われているんだということが導き出せれば、その問題に答えることが出来る。ということです。

逆に言うと、勉強自体は、答えが合っているかどうかは問題ではない。ということです。それよりは、どうして〇なのか×なのかが分かることが大切だということです。
それが、出来ると学習の時間がいもスピードが加速します。

情報集約化(具体化⇔抽象化)

勉強というのは、脳の整理整頓です。
脳のどこにどのくらいの情報がはいっているかどうかが、整理整頓することで、
パッと必要な情報を取り出すことが出来るようになります。

その方法の1つが、
【具体化と抽象化】です。

例えば、これから9個の単語を覚えて下さい。

①ラーメン②ニンジン③チャーハン④焼きそば
⑤きゅうり⑥ドリア⑦そば⑧キャベツ⑨カレーライス

と言った時に、さっと覚えることが出来る人と、時間がかかる人がいます。
すぐに覚えることが出来る人は、これを3つのカテゴリーに分けたりします。
すると直ぐに覚えることが出来てしまいます。

1.麺類
 ①ラーメン
 ②焼きそば
 ③そば

2.野菜
 ①ニンジン
 ②きゅうり
 ③キャベツ

3.ご飯類
 ①チャーハン
 ②ドリア
 ③カレーライス

どうでしょうか?
文字にした時の情報量は、むしろ増えたのですが。
このように分類することで情報が整理され覚えることが出来るわけです。
これは、読解力にも近い関係にあります。

ラーメンと言うのは、麺類と情報を変化させ理解しているということです。
ただラーメンと覚えるより、麺類の種類の1つとしてラーメンがある。
と理解させているわけです。

そしてこの理解の方法の1つとして【具体化と抽象化】があります。

ラーメンは麺類ですが。
焼きそばもそばも麺類ですよね。
だから、麺類という言葉抽象化された言葉という意味です。

言葉を理解する時に、今ある言葉は【具体的な言葉】なのか【抽象的な言葉】なのか
【具体的な言葉】であれば、抽象化した時に同じカテゴリーに入るのはどんな言葉なのだろうか?

逆に、【抽象的な言葉】であれば、それを具体的にするとどんなことが思い浮かぶだろうか?と考えていきます。

それが整理されると。【意味】がしっかり理解するのと同時に【記憶】に定着するということです。

そして、それを役立たせるものとして【テキスト】が存在するのです。
問題文というのは、ここでいう【具体的】なものです。

【テキスト】は、基本的には抽象的に解説されています。さらに、
ところどころを、よりわかりやすくするために具体的に解説してある。という構成が多いのではないでしょうか?

読解力がない人は。

【問題⇒答え】なので、【具体化⇒具体化】と、覚えているわけです。
これでは、問題文ごとに全てを覚えていく必要が出てきます。

A問題、B問題、C問題すべて同じ論点だったとしても問題の出題の出し方が違うので、全て別物としてとらえざるをえなくなり答えを覚える必要が出てくるということです。
しかし、試験では、AでもBでもCでもなくD問題がでるので、これでは、合格できません。

そうではなく。
【問題文⇒テキスト⇒答え】とすれば【具体化⇒抽象化⇒具体化】と、読み込むことが出来れば

A問題、B問題、C問題は、全て同じ【論点】であり【テキストにある同じカテゴリー】であると認識される為、AでもBでもCでもD問題だったとしても答えることが出来る。
ということです。

まとめ

具体的な情報を抽象化させて理解していくというのは、一見元々あった文字数よりも情報量が増えるわえです。なので、慣れていない人からするとなんだか情報量が多くなるのでむしろ大変なんじゃないか?覚える量が増えるのではないのか?と勘違いされる人がいますが。それは、大きな間違いです。

情報は、何もしないでそのまま頭に入れようとすること。ほど、大変なものはないからです。新たに情報を頭に入れようとするときには、何かしらの情報と結びつけることで記憶に深く定着していきます。

その方法の1つとして【具体化と抽象化】を意識して文章を読み取ってみて下さい。
今までの勉強スピードが格段と効率化することでしょう。

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