戦略

宅建攻略法【法令上の制限】は、これでOK!

【法令上の制限】の攻略法は、これでバッチリ!

出題内容・問題数・出題傾向

出題内容は、全部で6種類

①都市計画法
②建築基準法
③国土利用計画法
④農地法
⑤土地区画整理法
⑥宅地造成等規制法

出題問題数は、50問中8問

全体から見ると16%の出題、宅建業法・民法の次に出題数が多いのが法令上の制限です。

内容は、実際に宅建士になった時、特に不動産売買の重要事項説明の時には、その土地に対してどのような規制がかかる土地なのか?ということを調べる時に必要な知識になります。

お客さんが土地を購入する時、利用したいと思っている用途に適した土地なのか分からないと問題ですよね?実際に購入した後に、思っていた用途としてその土地を利用することが出来なかった。では、困るわけです。

そこで、宅建士は法令上の制限の知識を基にその土地を調査してお客さんに説明する役割があるため、法令上の制限が宅建試験の範囲となっているということです。

出題傾向

毎年出題される個所も過去問の統計から見るとほぼ決まっています。

①都市計画法    2問⇒都市計画法の内容から1問、開発許可から1問
②建築基準法    2問⇒容積率・建蔽率から1問、それ以外から1問
③農地法      1問
④国土利用計画法  1問
⑤土地区画整理法  1問
⑥宅地造成等規制法 1問

この割合で、毎年出題されるわけです。

得点目標は6点

8問中6点を目標にしましょう。
出題のパターンとしては、8問中2問程度は、難度が高い問題が出題されることが多いので、その部分は、思い切って捨てるぐらいの気持ちでいると良いと思います。
重要な論点となりえる基礎的な部分について確実に得点することが出来れば6点は取れます。

細かい部分やあまり出題されない可能性がある部分まで勉強するのであれば、その時間を他の分野の勉強時間にあてた方が賢明です。

勉強法

法令上の制限からの出題は、【単純な知識】を問われる問題が多いです。
なので、重要な「単語の意味」や「数字」「施行の流れ」などをしっかり頭の中に入れて覚えましょう。

覚えるだけで得点がとれる分野は、記憶術を活用してササッと覚えて確実に得点を取れるように準備しましょう。勉強すべきは【読み込まない】と取れない問題。
覚えることは出来るだけ時間を短縮させて【読み解く力】が必要な問題に時間を使いましょう。

受験生のレベルはドンドン上がってきています。
ある程度難易度の高い問題でも、しっかりと得点できる力を付けましょう。

【超重要】まず都市計画法の仕組や流れを理解せよ!

法令上の制限を勉強する上で、全体的な基礎となる【都市計画法】をしっかり理解することが非常に重要です。

この都市計画法を理解せず、他の分野を学んでしまうと。その意味がよく分からず混乱してしまいかねません。逆に都市計画法の流れや意味が理解していると他の分野でも同じ考え方や共通点を見つけることが出来るのでスムーズに学習することができるようになります。

記憶術を徹底に使う

数字について覚えるところも沢山あります。
例えば、【31mを超える建物にはエレベーターが必要】
ということを覚える必要があるわけです。

これを覚えるのであれば、
【エレベーターに巨大なサイコロがある】イメージをします。
サイコロで、31mを表しています。

実際のイメージはこんな感じ

これをイメージすることで、すぐに覚えることが出来ます。

「超記憶力」短期集中講座を受講することで、記憶術の全ての手法をお伝えしています。
※オリジナルの宅建士資格取得専門講座では、こうした覚えやすいイメージを沢山提供しています。

こんな感じで、記憶術を理解していれば数字や覚えれば解ける問題は直ぐに終わらすことが出来るようになるでしょう。

【物語を読むように】流れをイメージしながら意味づけする

あとは、手続きの流れを覚える必要がありますが。
これは、実際の手続きの場面をイメージしながら読み解いて下さい。

【A⇒B⇒C・・・DまたはE】
といった内容であれば、これをそのまま順番に覚えるのではなくて。

この手続きの「目的」は何で、「誰が」それをするのか。
そして、それを実行する為には「何が」必要で、「誰の許可」が得なければならないのか。
それに対して「例外」として何があるのか。

と言うように、全ての法律や流れには理由があります。
その理由を、自分の勝手な想像でも構いません。

きっとこうした手続きになるのか。
こうしたトラブルを防ぐために行われているのかな?
こうした手続きをすることによって、スムーズにいくようにしているんだね。
とか。

実際の流れを頭の中でイメージしながら意味づけしていくことで、一つの物語となり記憶に定着していきます。

こうした物の見方をすると、多少変化球的な問題が出たとしても基本的な意味を理解しながら覚えているので、このケースでもこうした流れだったのだから。
問題に出てきたケースの場合でも、こうではないか?
といった見方も出来るようになり、応用も聞かせることが出来るようになります。

まとめ

法令上の制限は、出題数としては8問と決して多くはないですが。
勉強する範囲としては、それなりにありますので、それを隅々まで正確に勉強していくのは、非効率な方法になります。8点全て取る必要はありません。
なので、重要ポイントを絞って正確に記憶し流れを物語のようにイメージするしながら学んでみて下さい。

・重要なポイントをしっかり押さえること。
・記憶術を活用してどんどん覚えてしまうこと。
・物語のようにイメージして意味づけすること。

 

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