過去問は『一問一答』『4択式』どっちがおすすめ!?
問題集を購入する時、「一問一答」か「4択式」か悩みますよね。
どっちの方が、勉強の効率がいいのだろうか?
今日は、その疑問にお答えします!!
【結論】過去問は「一問一答」を買え!
結論から言うと、断然「一問一答」がおすすめです。
特に初学者であれば、なおさら「一問一答」をやりましょう。
なぜならば、宅建に合格するためには、正確な知識が必要になるからです。
一問一答の問題の解き方は、一つ一つの問題に対してその文章を正確に読み取り、何が論点で、どの知識が求められているかを丁寧に丁寧に理解しながら進めることです。
過去問を高速回転させれば、合格できる?
過去問を高速回転すれば合格できる。
とにかく過去問を繰り返しやればいい!
みたいな話がおおくみられますが。
これは、半分本当で半分ウソです。
確かに、過去問をたくさん繰り返さなければ合格できません。
これ自体は、本当です。
しかし、過去問をただ繰り返しやっても合格できません。
中には、最初はよくわからなくても答えや解説も含めてとにかく繰り返し読んでいけば、
2回目、3回目からだんだんとできるようになるから。スピード重視でやればいい!
これをすることで、短期間で合格できる!
という人もいます。
これに関しては、それで合格できる人も確かにいると思いますが。
実際、ほとんどの人は、これを鵜呑みにして勉強するだけでは難しいでしょう。
確かに、その人は短期間で合格できたのかもしれませんが。
それがあなたもそれが出来るとは限らないのです。
その理由としては、
・勉強慣れをしていない
・勉強の仕方がわかっていない
・読解力が低い
などの理由からです。
おそらくこのブログをご覧いただいているということは、少なくとも勉強の仕方に対して不安をもっているからだと思います。勉強慣れしていて勉強の仕方に自信がある人は、読まないでしょう。
「短期間で合格できた」とかという話の多くはその人自身の実力がすでに高い
可能性があるということです。そうした言葉を鵜呑みにしてしまうと、全くうまくいかなくなってしまうということです。
そういった意味では、勉強慣れをしていないあなたにとっては、あまり参考にならないということです。
では、なぜ、過去問を繰り返しやるだけで合格できないのでしょうか?
4択式をおすすめしない理由
これは、4択式をおすすめしない理由と同じなのですが。
勉強慣れしていない人が、このような勉強のやり方をすると多くの人が、正確な理解に結びつかない勉強をされます。
まず、スピード重視で高速回転させることをに意識を持ってしまうと、
理解することが薄れてしまい、本当の理解に繋がりにくくなってしまうのです。
もちろん勉強慣れをしている人にとっては、高速回転させながらしっかり理解することを意識しているので、スピーディに勉強が進むと言うわけですが。
実際にこれが出来る人は、なかなかいないというのが本当のところです。
4択式については、4択から一つの正解を探すことをしてしまうので、一つ一つの設問についてなぜ誤りなのか。なぜ正しいかを深く理解することなく、4択のうちどれが正解なのかに注目してそれをそのまま覚えてしまうからです。
そうすると、繰り返しやっていくと文字の羅列から答えを覚えてしまい。
この問題の答えは、3だったな。この問題の答えは2だったな。
ということが覚えているので、確かに正解率は上がりますが。
全く実力が付いていない状態になります。
過去問の答えを覚えても、まるまる同じ問題が出ることはないわけですから。
当然、少し変化させて問題が出るわけです。
にもかかわらず、答えを覚えてしまっては全く意味がありません。
大切なことは。
「なぜ誤りなのか。なぜ正しいのか」
が分かっているということが、ポイントなのです。
一問一答をおすすめする理由
その点、一問一答の場合、その問題文により集中することが出来るため。
本当の理解に繋がりやすいのです。
問題文に対して、その「答え」「解説」があります。
問題文を読んで、なぜその答えなのかを一つづつ確認しやすいので、
本当の理解をしながら学習することが出来るということです。
4択一は使えないのか?
使う箇所があります。
それは、試験1ヶ月前ぐらいの最終確認で使いましょう。
それまでは、一つ一つの知識と理解を正確に身につける作業として一問一答を行います。
人によっては、これだけで十分合格できると思いますが。
試験と同じ出題パターンを学ぶことによってより安心感がますと思いますし、4択一を解くテクニックがありますので、最後の追い込みで知識の確認とともに回答テクニックを確認して万全な体制を整えていきましょう。
回答テクニックとは、どういうことかというと。
簡単に言うと、全ての設問を解かなくても答えが見つかることがある。
ということです。
4択一ですので、「誤りはどれか」という問題か「正しいものはどれか」という問題になりますので。
誤りを探すのであれば、3つは正しい設問になるわけです。
正しいを探すの出あれば、3つは誤りの設問になるわけです。
ということは、設問を解いた時に、正解を最初に見つけることができれば、それ以外の設問は読まなくても答えを書くことが出来るということです。
また、宅建試験では、学んだことがない知識が問われることもあるでしょう。
そうした時に、どうやって4択一の中かから正解を見つければ良いのか。
今ある武器(知識)の中でどう正解を選択肢を見つけるのか。
という問題の解き方もあります。
知らない問題だから諦めるのではなくて、少しでも確率をあげたいですよね。
そうしたことを学ぶためにも、4択一をやるには価値があります。
それでも、一番大事なことは一つ一つを正確に理解していくことが大事になりますので、これらのことは、あくまで仕上げという感じでやればOKです。
まとめ「一問一答」で本当の理解を!
いかがでしたでしょうか?
結論としては「一問一答」をやること。
そして「なぜ誤りなのか。なぜ正しいのか」がわかるように勉強することです。
ぜひ、これから宅建の勉強される方は、参考にしてみてください。
絶対に合格しましょう!