ヤバい集中力 1日ぶっ通しで冴えわたる神ライフハック45
著者 鈴木祐
【ヤバい集中力①】宅建合格の秘密は、圧倒的な集中力
今回お伝えする集中力法は、集中の自動化です。
どうですか?集中することが当たり前の感覚になったらいいと思いませんか?
頑張って集中しよう!とかあれやってこれやってなんとか集中できる。
とか大変なことではなくて。
もう、集中することが「当たり前」になる。
そんな方法知りたくありませんか?
集中を自動化する方法
集中を自動化する方法とは【ルーティーン】を作ること。
習慣化と言ってもいいかもしれません。
※本書では儀式と表現しています。
この「習慣化」をすることで、もう無意識がそれが集中できるようになるのです。
こうした習慣化やルーティンは、意味のないものでも効果があります。
なんでもいいからそれを継続するだけで集中に結びつくのです。
そう考えると、有名人の中でもいますよね
例えば、ラグビーの五郎丸選手、キックを打つ時に必ずする独特のポーズが有りましたね。
他には、イチロー選手のルーティーンも有名です。
調べたら沢山のルーティーンを作っているんですね。
有名なのは、「ネクストバッターサークルでのストレッチ」をして
「打席に入る前に、一度バットを膝に置いて屈伸、そして内股で足場を決めたあと、一番有名なピッチャーに対してバットを立てる構えをするポーズ」
皆さんも一度は、やったことがあるポーズではないでしょうか?(笑)
他にも、ずっと同じカレーを食べ続けるとか。
睡眠、バット、スパイク、グローブなどの道具の扱いなど。
様々なところにルーティーンを活用しているそうです。
スポーツ選手以外でもルーティーンを活用している人は、沢山います。
なぜ、それほどまでにルーティーンをするのでしょうか?
反復継続していることが人間の生存本能に刺激する
私達人間は、元来生き残るためには、猛獣や伝染病など様々な危険から身を守る必要がありました。その為の方法として、生体や自然環境が織りなす特定のリズムに注目するようになったのです。
具体的には、同じ時期に同じ場所で果実を実らせるバオバブの木、特定のエリアを一定の周期で回遊するオオカモシカ、特定の季節にパンデミックを繰り返す感染症・・・
不確定要素が高い環境だからこそ、同じタイミングで何度も目の前に現れる事象に注目してより正確な予測を立てられた者だけが生き残ってきたのです。
そうした、繰り返し行われることに注目することが生存に大きく影響することを、我々人間は本能として知っているのです。
ということは、繰り返し同じことが行われることで、そのことが人間の生存に大きく影響すると無意識に感じ、自然とそこに注目し集中力が上がるということです。
ということは、「やり続けていることがある」という状態こそが、集中状態を作ることに繋がるということです。
では、何をルーティーンにすればいいのでしょうか?
なんでもいいからルーティーンにしろ!
例えば勉強を始める前に必ず、ペン回しをする。とか。
「よし!やるぞ!」と言ってから勉強を始める。とか。
ちょっとしたことで構いません。
何かをスタートする前に、簡単な決めごとをしてそれをやってから重要なことを取り組むのがポイントです。
やることが決まれば、あとは繰り返し続けるだけです。
たったそれだけで、物事の集中力はぐんぐんUPしていきます。
とはいえ、せっかくルーティーンを作るなら何か意味があるものにしたいと思いますよね。
そこで、おススメのルーティーンがあります。
おススメのルーティーン
朝に1日のタスクを全て書き出し、簡単なタスクをリストの先頭にまとめ、その順番通りに作業を進める
これは、朝一番に今日やることをタスク化します。
タスクにすることで、一つ一つを達成することに対して自己効力感を得ることができます。
さらに、最初のタスクが難しいものにしてしまうと。
難しいことが嫌いな獣脳が拒絶しかねません。
まず最初に簡単なタスクをこなすことで、「これならできそうだ」という報酬の予感を感じで、それをこなすことで「自己効力感」を上げることにつながります。
結果、次に向かう難しいタスクに対してもそれを取り組むことができる準備が出来上がるのです。こうしたことで、タスクの内容そのものが、集中力を上げる仕組みになるということです。
とはいえ、そもそもどうしたらそのルーティーンが習慣化するの?
習慣化するまに三日坊主になってしまうよ。
という人もいるかもしれません。
そんな人に、おすすめなのが。
習慣化するための特効薬
習慣化するための特効薬、
それは【記録】です。
出来たことをカレンダーなどに記録をつけていくのです。
これは、私の子どもにもよく実践させていますが。
毎日の勉強や、運動など。
取り組むことができたら、シールやハンコなどをおすようにしています。
そうしたアナログのものではくてもアプリ等でもありますよね。
そうしたものを活用して、毎日自分が頑張ったことを記録として残しておくことで、「自分には出来る力がある」といいう自己効力感を高めることになります。
これをすると、実際に何日続いた!次はいつまで続けるぞ!など。
長期にモチベーションを高く維持することができるようになります。
そうはいっても、これでは集中力の自動化とはいえないじゃないか。
結局頑張らないといけないのか。
と、思われるかもしれませんが。
確かに、ルーティーンをスタートした時はそれを意識してやっていく必要がありますが。ある程度の期間が経過すると、それが自然と自動化されるということです。
自動化される回数・期間とは
自動化とは、どういう状態かというと。
皆さんご飯を食べたら歯を磨きますよね?
夜はお風呂にはいりますよね?
そういうことです(^^;
それをすることが当たり前になっていないでしょうか?
まさにそういう状態にするということです。
では、具体的に習慣化されるまでの回数や期間を見てみましょう。
まず、ルーティーンを習慣化するのであれば、毎日やるのがベストですが。
毎日が出来ないのであれば、週4回以上が理想になります。
ちなみに週3回と週4回では、継続率が全く違うという分析結果が出ているそうです。
それなら、どうせ週3やるなら
そして、そのペースで行ったとき。
6~8週間で、習慣化されるそうです。
【習慣化の期間のまとめ】
①週4回やる
②それを6週間~8週間やる
記録をつけながら、まずかこの回数と期間を目標にやることで、いつの間にか習慣化し、やることが当たり前の世界、まさに自動化になっていくということです。
まとめ
ルーティーンが習慣化されると、まさに自動的に集中力がUPして物事のパフォーマンスが格段に上がっていきます。
それは、イチロー選手や五郎丸選手を見ればわかりますね。
そして、1つのルーティーンが完全に習慣化されたら、次は、新しいものを習慣化してみましょう!
そうやって、習慣化できること1つ1つ増やしていくことでいつの間にかあなたが当たり前になってしまったことが、周りから見たら物凄いことをしているほどの能力の持ち主と思われるようになるでしょう。
それが習慣化の力です。
是非その力を自分のものにして宅建合格までの道のりを自動化しましょう!
ヤバい集中力 1日ぶっ通しで冴えわたる神ライフハック45
著者 鈴木祐