集中力

【ヤバい集中力⑤】海賊王におれはなる!

ヤバい集中力 1日ぶっ通しで冴えわたる神ライフハック45
著者 鈴木祐

 
 

【ヤバい集中力④】集中力を自動化して楽して宅建合格♪

今回お伝えする集中力法は、今までの集中法とは一味違います。
実は今までの集中法は、【獣】の特性を活かしてそれを上手に集中に結び付けるやり方でした。なので、無理のないやり方だったと思いますし、非常に強力なやり方でした。

集中において【獣】の特徴を捉えてそこを上手に活用するのは、基礎の部分ともいえるでしょう。

もちろんそこが土台としてしっかりできていた方がいいのですが、それでもやっぱり【獣】の力はすごいので、ちょっとしたことで集中が途切れれしまうこともあるでしょう。

そんな時に使っていくのが脳の【調教師】的な役割です。
私のブログでは、よく【人間脳】と【動物脳】と分けて説明することが多いですが。
ここでいう【人間脳】のことですね。

この【調教師】を使って【獣】をコントロールする力を付けることで、すこし獣が暴走したとしても、上手に修正してくれればいいということです。

では、どのようにこの強力な「獣」を調教していけばいいのでしょうか?

ストーリーが、あなたを創る

【海賊王におれはなる!】の言葉で有名な漫画ワンピースってありますよね。

主人公ルフィは、海賊王になることを決めて、あちこち旅にでて仲間を作りながら様々な試練に立ち向かう。という漫画です。

よくよく考えてみると、別に海賊王にならなくてもいいですよね?
船であちこち旅をしたいと思うだけでもよかったかもしれないわけです。

でも、【海賊王におれはなる!】と決めたから様々な困難を克服していくことが出来たわけで【俺はあちこち旅行にいきたい!】では、あんな壮大な物語にならなかったでしょう。

自分という人間をどう定義するかで、自分の行動が変わっていくということです。

例えば、
私は「読書家」である
私は「ランナー」である
私は「スター」である
私は「根気強い人間」である
私は「社交的な人間」である

などなど。
自分をどう定義づけていてそれに対して、論理的な理解をしていることで、物事の集中力が最適かされていきます。

勉強をするのであれば、
私は「効率よく勉強することが出来る人間である」とすれば、難しい問題が出たときでも、それを出来るだけわかりやすくするために工夫するでしょう。

私は「根気強い人間である」とすれば、難しい問題が出たとしても、分かるまで粘り強くその問題に向かっていくことが出来るようになります。

自分がこれからやろうとしていることに対して、最適な自分の定義を作り上げることで私たちの集中力は自ずと最適化されていきます。

なぜ私は、自分の定義「根気強い人間である」かを論理的に理解し深く深く受け入れることができると今までの小手先のテクニックに頼ることなく、究極的に集中力がUPします。

では、そうしたスーリーをどのように作り受け入れていけばいいのでしょうか?
その方法について次から解説していきたいと思います。

憧れの人を見つける

ルフィが海賊王を目指した理由の一つが、実は憧れの人物による影響がありました。
それが、赤毛のシャンクス、彼はまさに海賊だったわけです。
その赤毛のシャンクスに影響をうけて「海賊になる」ことが具体化されたわけです。

これを自分事で考えると、自分がやろうとしていることで、既に達成をしている人はいないでしょうか?ということ。
そういう人がいるのであれば、そういう人を思い描くだけでそのパフォーマンスは上がっていきます。

自分がなりたいストーリーがより具体化されるということですね。

実際に行われた実験でも、一流アスリートのイメージを思うかべた者は、能力が上がった。
天才数学者をイメージしたら、実際に数学のテストの成績が上がった。
ガンジーのような博愛主義者を頭に浮かべると、他人へ優しくなれた。
などの、結果がでているそうです。

これは、もうやってみるしかないですね!

肩書を付ける

例えば、病院の清掃の仕事をしている清掃スタッフに対して、
「清掃の仕事は治療のプロセスのひとつであり、あなた達は【病院のアンバサダー】なのです」
といわれることで、スタッフのモチベーションは一気に激変し、病院内はピカピカになったといいます。
このように、同じ仕事をするにしても、そのネーミングから仕事をする集中力も多く変わるのです。

ひとりごとを言う

自分の状態に対して、客観的に実況中継してそこに質問や指示をするという方法です。
例えば
「いま勉強が止まったのは、どこが分からなくなったからだ?問題を解く違うアプローチを考えてみろ!どうしてもわからないままなら次の問題に移れ!」

など、今の状態、質問・投げかけ・次へのステップの指示など。

ただし、それによって、「自分なら出来る」「今日の自分は最高」などあえて自分を持ち上げるようなひとりごとは、しないことです。

客観的な質問や「あと5分だけやろう」などの具体的な励ましが望ましいです。

強みを見つける

自分がもつ強みを見つけその「強み」を生かすことです。
本書では、その「強み」を見つける診断ができるULRがありますので、
興味があるかたは、本書をお求めいただけるとよいと思います。

では、一般的にはどのように自分の強みを見つければいいのでしょうか?

大きくは、2つ
1つは、自分で自分を分析する。
2つめは、他者に自分の強みを聞く

1つめは、自分で自分の強みとなれそうなところを考えてみるということです。
自分なりに自分を客観視してみましょう。

中には、自分の強みなんてない!と、悲観的になる人もいるかもしれません。
それであれば、まずは自分の欠点を先に探してみましょう。

なぜ真逆の欠点から探すというかというと。
その人の長所は、欠点の裏返しでもあるからです。

例えば、
欠点➡「私は、人に流されやすく自分の意見をなかな主張できません。」
長所➡「私は、協調性があるので、どんな人ともコミュニケーションを取ることが出来ます」

欠点➡「私は、神経質で色々なものがきになってしまうのです」
長所➡「私は、几帳面で細かいチェックなどが得意で、正確に物事を遂行することが出来ます」

欠点➡「私は、人見知りなので人と打ち解けるのに時間がかかります。」
長所➡「私は、初対面の人に対して、相手の表面的な態度で判断することなく相手の本質をよく観察することが出来ます。」

などなど。
自分が欠点だと思っていたものも、全て見方を変えればそれが「強み」にかわります。
自分に自信がないと思っている人ほど、それを知って「欠点」を「強味」み変えてそれをさらに伸ばしていく。そんな風に考えてみて下さい。

2つめは、他社に自分の「強味」を聞く、ですが。
私達は、自分のことを自分がよく知っていそうで実は、よく分かっていません。
と言うのも、私たちの思考や行動のほとんどが、無意識化で行われていると言われているからです。

割合で言うと、無意識が9割、意識1割だと言われています。

ということは、私たちのほどんどが無意識化で情報を処理しているということです。
なので、自分がしていることのほとんどが「当たり前」になっているということです。

ということは、自分が「強味」になり得る部分についてもそれをすることが「当たり前」になってしまい自分ではそれが「強味」だと気づきにくいことになってしまっているかもしれません。

しかし、それは他者からみると「すごいこと」かもしれません。
なので、実は自分よりも他者の方が自分のことを知っている可能性が高いのです。

だからこそ、人に自分の強みを聞くことで、自分では知らなかった本当の「強み」を見出すことが出来るということです。

「強み」が出来ると、作り上げたストーリーにより説得力がましてきます。
なぜ自分はこうなのか!ということに対していて「強み」を繋げることができますね。

ストーリーに深みが増せば増すほどその力は大きくなります。

環境を変える

最後に、環境を変えるです。
私達人間は、環境に大きく影響を受けます。

置かれた立場、環境によってその人の動きが変わってくるわけです。
例えば、
平社員だったのが、部下を持つようになった。
子供であれば、学級委員長に選ばれた。
など、自分の立場が変わったことにより責任感がつくことで変わることもあります。

他には、自分がなりたいグループに所属するというのもあります。
ダイエットしたいのであれば。
肥満体質の友達とは、合わないようにして、毎日運動して食生活も気にしている人たちが集まるグループに参加する

勉強をせず毎日遊んでばかりいるグループから離れて、毎日コツコツ勉強を頑張っているグループに所属する

など。
私達は、あんがい今所属しているグループが「世界の全て」だと思いがちで、そのグループに依存しやすいのです。

しかし、それはそのグループの中の人たちがたまたまそうなだけで、世界には様々な人がいて様々なグループが存在します。
そうした時に、自分が目指すべきこととは真逆の人ばかりがいるのであれば、それに自分が引っ張られてしまいます。

なので、どのグループに所属するか。
ということは、自分にとって大きなポイントになります。

まとめ

いかがでしょうか?
今までの集中法とは違い、少し鍛錬が必要になるかもしれません。
しかし、こうした自分の【思考】を整えていくことにより、本物の集中力が手に入るようになります。

急にこうしたことを取り組むというよりは、今までの比較的簡単に取り入れることができる集中法を使いながらやってみて下さい。

ヤバい集中力 1日ぶっ通しで冴えわたる神ライフハック45
著者 鈴木祐

 

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